先日、昨年3月から1年間にわたって開催された、保護者向けのワークショップ「親と子どもの共創コーチング®」の全プログラムが終了しました。
Basic編（全6回）では、子どもの主体性を引き出す対話を促すために、親のあり方やコミュニケーションスキルを学びました。Advanced編（全6回）では、子どもたちが自分のこれからの生き方を自分自身で選んでいくためのサポートができるようになるために、自然に惹かれるゴール設定、未来を見据える方法、その人が持つ価値や強みの見つけ方などを学びました。
番外編（全6回）では、親自身がまず自分の目標やゴール、将来像を明確にし、それを実現するためにお互いにコーチングをし合いました。３ヶ月にわたり継続的に話し手と聴き手の両方の実践をすることにより、自分自身についての理解が深まり、質問の効果や振り返りの重要性も理解し、スキルアップにもつながりました。
親として、子どもたちの幸せを願いながらも、どうサポートすれば良いかわからないと悩む方は少なくないと思います。1年間のワークショップに参加された方からは、子供との関係性が改善し、穏やかに会話ができるようになったとの感想を頂戴し、とても嬉しく思っております。すぐに部屋に閉じこもっていた子供が話をしてくれるようになったことも、とても嬉しい変化です。子どもとの会話だけではなく、ご友人との会話や職場においても変化があったそうです。相手に興味を持って話が聴けるようになり自然と質問ができるようになったことにより、深い話をしてもらえるようになったそうです。初めはカンペを見ながらしていた質問も、最後には相手の話をしっかりと聴いた上で、自然とできるようになっていて素晴らしいなと思いました。
そして、番外編ではご自身のやりたいことをとてもイキイキとしながら話をされていました。みんなで想いをシェアする時間はとても楽しい時間でした。
ワークショップを通じて得られた学びは、私自身にとっても非常に有益なものでした。
親が相談に乗ってもらえる存在であれば、子供たちにとって心強いことと思います。特に思春期は自分のすることは自分で決めたいという意識が強くなってくる時期だと思いますが、一人で考えたり決めたりすることが難しいこともあると思います。そのような時に、アドバイスではなく子供たちが自ら決断できるようサポートできる存在でありたいと思います。
参加者の方からの感想です
このワークショップを１年受講して、自分をみつめ直すことができました。
特に最後の番外編では、聞き手、話し手役に分かれ、実践の中で、細かいフィードバックを頂けるのがすごく勉強になりました。質問一つでこんなにも相手の思いを引き出せるのかと感動致しました。また話し手役の時はコーチング的に質問をされることにより、知らなかった本当の自分の気持ちに気づくことができ、これからやってみたいことや目標を持てるようになりました。
コーチングスキルが自然に使えるようになると、家族や友人の会話の中で相手に共感したり興味を持ったりして質問し聴くことができるので、もっと深い話をしてもらえるようになりました。特に思春期の15歳の息子に何をいっても反抗されることが多く、反抗期だからと諦めていましたが、私がやってきたことは私の考えの押しつけや、決めつけだったこと、また承認してあげていなかったことにも気付かされました。息子とは最近喧嘩もなくなり、穏やかに会話できるようになりました。
今後はワークショップで学んだスキルで自分や家族、そしてこの世の中の人を幸せにしていけたらと思います。
子供の得意なことを伸ばしてあげたいと思っているのに、本人にはどうもうまく伝わらない、そんなモヤモヤをどうにかしたいとワークショップを受けました。
親子関係は、話もまともに続かない険悪な雰囲気が漂う状態でしたが、ワークショップが終わる頃には子どもも次第に心を開いてくれ、少しずつ話をしてくれるようになりました。
対応次第で、短期間でこんなにもお互いに笑顔が増えるのだと、自分への自信にも繋がりました。
ワークショップでは、教わったことをすぐにワークショップ内で実践し、えりさんからのフィードバックもいただけたので、感覚を掴むことができてよかったです。質問の仕方で相手の答えがこうも変わるのかと驚きの連続でした。
また、私は途中でクリフトンストレングスの個人セッションも受けたのですが、自分の素質を意識することにより、前回気が付けなかった新たな自分をも今回再発見することができ、楽しく実りある時間を過ごせました。今後も、引き続き、何かの折にはえりさんのセッションを受けたいと思います。
今後もこのようなワークショップを開催できれば嬉しいです。
常時開催いたしますので、ご興味のある方はご覧ください。
